令和7年石狩管内指導農業士・農業士会総会・研修会
令和7年2月7日、かでる2.7において、令和7年石狩管内指導農業士・農業士会総会・研修会を実施しました。
会員・関係機関を含め40名以上が出席し、総会では令和6年事業報告及び令和7年事業計画等を議決し、承認されました。
また、役員改選も行われ第16期役員14名(任期R7~R8)が承認されました。
総会後の研修会は、会員、関係機関のほか、今年度から参集範囲に含めた新規就農者・農業研修生の総勢50名以上が参加しました。
株式会社フェイガーの松谷達馬氏と北海道大学院農学研究院准教授内田義崇氏をお招きして講演していただきました。
松谷氏からは、「農業由来カーボンクレジットの生成」という演題で、水田の中干し延長によるクレジットの申請方法等について学ばせていただきました。
内田氏からは、「食糧生産をめぐる窒素と炭素の循環」という演題で、大気中にある窒素と炭素を適切に管理しながら農業をすすめていくことの大切さについて教えていただきました。
研修会後には、別会場で交流会を開催しました。参加者間の交流と情報交換が行われたほか、豪華景品が当たるビンゴ大会が(急遽)行われ、大いに盛り上がりました。
総会資料など(会員限定)
石狩管内指導農業士・農業士会会員限定で総会資料と議事録を公開しています。
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令和6年石狩管内新規就農者のための情報交換会
令和6年度結果
第1部話題提供
令和6年12月2日、かでる2.7において、「石狩管内新規就農者のための情報交換会」が開催されました。
この情報交換会は、「新規就農者や農業研修生が日頃抱える悩みや疑問を解決しよう!」を目的に平成29年から開催されており、今年は会員、新規就農者、農業研修生(飛び込み参加者含む)、関係機関の計52名に参加していただきました。
今年は昨年と同様、第1部で江別市の女性農業者2名に話題提供していただき、第2部では4グループ(1グループ:11~14人)に分かれてグループディスカッションが行われました。
今年は、江別市の女性農業者2名にそれぞれ話題提供をしていただきました。
一人目の竹内美穂さんは、竹内農園4代目経営主であり、ニンジン、カブ等の露地野菜を作付けされています。また、過去には北海道青年農業者会議のアグリメッセージ部門でアピール賞を受賞されたほか、電子書籍の出版などの幅広いご活躍をされています。
話題発表では「とにかくやってみよう」という演題で、竹内さんが道外で飲食業の勤務経験を経て、就農に至るまでの経緯や、経営移譲後の女性経営者としての経営理念の考え方等について発表していただきました。
二人目の岸本佳代さんは、有限会社篠津農場取締役として、ご両親、社員とともに水稲や小麦等を作付しています。取締役就任前は、青年海外協力隊でご活躍されていた経歴等をお持ちです。
話題発表では、アフリカ大陸にあるセネガル共和国に派遣された時の活動内容について発表していただきました。セネガルの現状と日本を比較して岸本さんが感じた、価値観の変化や、幸せとは何かについて教えていただきました。
第2部グループディスカッション
講演後は4つのグループに分かれてのディスカッションを行いました。
会員、新規就農者、農業研修生、話題提供者、関係機関が一つのテーブルを囲み、新規就農者や農業研修生が抱える、資金制度や土地、栽培などに関する悩みや不安等について、全員で解決策を考えました。
最後には、各グループでディスカッションした内容を発表し、参加者全員で共有してもらいました。ディスカッションを通じて「地域のコミュニケーションを重視して頑張っていきたい」という意欲的な声も上がり、参加者にとって実りのあるものになったのではないでしょうか。
情報交換会後は、別会場で交流会を行いました。地域や世代の垣根を超えて、参加者間のつながりや絆をさらに深めていただきました。
毎年、参加者に好評の「石狩管内新規就農者のための情報交換会」を下記のとおり開催します。
今年度は、管内で活躍されている2名の女性農業者をお招きし、営農にまつわるお話をしていただきます。
グループディスカッションでは、新規就農者や農業研修生が疑問や不安に感じていることを参加者全員で話し合います。また、ディスカッションを通じて、他地域の農業者と情報交換ができますので、ふるってご参加ください。
ご夫婦やご家族、女性・青年農業者の皆様など、たくさんの参加をお待ちしています。
令和6年度開催内容
日時:令和6年12月2日(月)14:00~17:20(13:30より受付開始)
場所:かでる2.7・820研修室(札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル)
対象者:石狩管内の農業者(家族・夫婦の参加も可能)、女性農業者、青年農業者、新規就農者、農業研修生、関係機関など
参加費:無料
内容:
第1部:話題提供
○竹内美穂さん(江別市)
○岸本佳代さん(江別市)
就農に至った経緯から、営農を続けていく上での心構えなどを講演していただきます。
第2部:グループに分かれてグループディスカッション
○営農に関する悩みや疑問などについて、参加者で情報交換を行います。
その他:
○懇親会について
終了後に別会場で懇親会を予定しています。出席希望の方は、申込みフォームから「出席」を選択してください。
○懇親会の参加費について
懇親会参加を希望された方は、当日受付でお支払いください。
農業者並びに関係機関等:4,000~5,000円程度
新規就農者並びに農業研修生:3,000~4,000円程度
参加申込みについて
参加申込みは、下記リンク先の申込みフォームからお願いします。
申込方法:下記リンクまたはQRコードから、参加申込みフォームへ移動してください。
申込期限:令和6年11月22日まで
申込みフォームを利用できない場合は、事務局までお問い合わせください。
事務局:石狩振興局産業振興部農務課農業経営係
電話:011-204-5845
FAX:011-232-1157
令和6年石狩管内指導農業士・農業士会視察研修
令和6年6月11日に実施された石狩管内指導農業士・農業士会の視察研修では、千歳市、長沼町、江別市の農場を48名がバスで巡りました。参加者は、指導農業士・農業士・関係機関のほか、新規就農者や各地の農業研修生など、昨年より10名増えた活気ある研修となりました。視察先では最新技術や経営の工夫が紹介され、昼食は長沼町のジンギスカンを楽しみました。研修後の交流会でも多くの参加者が親交を深め、有意義な時間を過ごしました。
詳細は、PDFファイルをご覧ください。
令和6年石狩管内指導農業士・農業士会総会・研修会・交流会
令和6年2月8日に札幌市において、令和6年石狩管内指導農業士・農業士会の総会及び研修会、交流会を実施しました。
会員、関係機関を含め40名以上の出席の下、総会では令和5年事業報告及び令和6年事業計画などを審議し承認されました。総会の中で、能登半島地震義援金への寄付と青年農業者グループへの支援を強化していくことが示されました。
総会後に行われた研修会では、講師にラフグループ代表取締役大坪友樹氏を招き、海と家庭をつなぐ事例を紹介いただき、そこから農業につなげるヒントを得ようと参加者は真剣に耳を傾けていました。
交流会は、講師をしていただいた大坪氏のお店に会場を移し行い、参加者の交流と情報交換を行いました。
能登半島地震義援金への寄付
総会の受付に募金箱を設置し参加者から募金を募りました。
その結果、40,250円もの募金を頂きました。協力してくださった皆様、誠にありがとうございます。
頂いた募金は、石狩管内指導農業士・農業士会からの寄付金50,000円と合わせて、石川県が受け付けている「令和6年能登半島地震災害義援金」へ全額寄付させていただきました。
総会資料など(会員限定)
石狩管内指導農業士・農業士会会員限定で議事録と総会資料を公開しています。
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石狩管内指導農業士・農業士会について
石狩管内指導農業士・農業士会は平成6年3月に発足し、石狩振興局管内の北海道指導農業士及び北海道農業士で構成されています。
石狩管内指導農業士・農業士会は、会員相互の連携と会員の研さんに努め、指導農業士・農業士としての意識高揚を図るとともに、農業の担い手対策に参画、協力し、もって、管内農業の発展と地域社会の活性化に寄与することを目的としています。
会員の研さんを目的とした研修会を開催するほか、担い手の育成のため新規就農者及び農業研修生を対象とした「新規就農者のための情報交換会」などを開催しています。
北海道指導農業士及び北海道農業士とは?
■北海道指導農業士とは
次代の担い手の育成指導や地域農業の振興などに対する助言、協力を行う優れた農業者の活動を助長することを目的として昭和46年に創設したもので、経営実績が優れ、かつ、担い手の育成に強い熱意と指導性があり、地域のリーダーとしても活躍が期待される農業者を市町村長の推薦により知事が認定しています。
■北海道農業士とは
地域農業の担い手として優れた能力を有し、経営改善や地域農業の振興に積極的に参加、協力を行う意欲旺盛な農業者の活動を助長することを目的として昭和50年に創設したもので、地域農業の中核的な担い手として、今後、より一層活躍が期待される農業者を市町村長の推薦により知事が認定しています。
石狩管内指導農業士・農業士会の活動内容
令和6年の活動内容
令和6年2月8日「令和6年総会・研修会・交流会」札幌市
令和6年2月27日「令和5年度石狩管内スマート農業セミナー(協力)」江別市
令和6年6月11日「石狩管内指導農業士・農業士会現地研修」千歳市・長沼町・江別市
令和6年12月2日「石狩管内新規就農者のための情報交換会」札幌市(かでる2.7)
令和5年の活動内容
令和5年1月18日「令和4年度石狩管内スマート農業セミナー(協力)」江別市
令和5年2月13日「令和5年総会、研修会」札幌市
令和5年6月14日「石狩管内指導農業士・農業士会現地研修」苫小牧市
令和5年12月8日「石狩管内新規就農者のための情報交換会」札幌市
令和4年の活動内容
令和4年3月2日「令和4年総会(書面議決)」
令和4年6月10日「石狩管内指導農業士・農業士会現地研修」千歳市・北広島市
令和4年8月18日「石狩管内スマート農業実演会2022(石狩振興局等と共催)」新篠津村
令和4年12月5日「石狩管内新規就農者のための情報交換会」札幌市
その他の活動(関係リンク先)
石狩管内指導農業士・農業士会作成の会員が長年の経験の中で実践している技術事例集などをまとめたものです。平成31年2月に水稲編、令和2年8月に秋まき小麦編が出ています。
石狩管内指導農業士・農業士会の活動支援のために設置された寄付型自動販売機の紹介です。平成30年より稼働中です。
石狩管内の指導農業士・農業士に関しては、「石狩農業改良普及センター」HPでも紹介しています。