令和4年度の歩み
6月 立ち上げ
新型コロナウイルス感染症の影響により、外食産業を中心として農畜産物等の消費が大きく落ち込んでいる一方、家庭での食事機会の増加、テイクアウトやインターネットを活用した非接触型の食材の購買の普及といったライフスタイルの変化により、これまでと異なった消費の形が定着しつつありました。
このことから、家庭で簡単に調理ができることやテイクアウトメニューとして広く浸透している「おむすび」に着目し、新ライフスタイルにおける石狩地域の農畜産物等の更なる消費拡大を狙うこと、多種多様な「食材の宝庫」石狩地域を広くPRすることを目的とした事業を実施することとしました。
7月 レシピの作成
おむすびのレシピを作成するにあたって、お米や食材の調理に精通しており、道内外や国外に向けた北海道産農畜産物等の知名度向上や消費拡大の取組を積極的に実施しているほか、これまでも北海道庁とおむすびを使った消費拡大の取組を実施してきていた、「ライスボールプレイヤー」の株式会社シンセン北海道代表取締役の川原悟氏にレシピの作成にご協力いただき、石狩地域の方々から得た食材の情報をもとに、試行錯誤してレシピを完成させました。
この時に、8種類のおむすびの総称については、石狩地域の8市町村に因んで「いしかり8(エイト)」と呼称することとしました。
8月5日 いしかり8お披露目会の実施
今後石狩地域の関係機関が一体となったPR活動を行うため、食材リストの作成にご協力いただいた管内関係機関の方々等をお招きして、お披露目会を開催しました。
取組内容の紹介やレシピの説明の他、試食会を実施し実際にどのような味に出来上がったのかご賞味いただき、好評をいただきました。
8月28日 「ドキドキ★わくわく♪さっぽろグルメ&夜景フェス-2022SUMMER」への出展
ジャンボツアーズ北海道会が主催する「ドキドキ★わくわく♪さっぽろグルメ&夜景フェス-2022SUMMER」にていしかり8のPRをしてきました。
いしかり8の製作秘話や小イベントの他、おむすび3種類(千歳市「姫しずくラーメンむすび」、北広島市「ハチミツいなりむすび」、石狩市「シャケ炊き込みむすび」)の無料配布を実施し、PRしてきました。
初の一般公開で担当者はドキドキでしたが、無事大盛況に終わりました。
令和5年2月23日~24日 「北海道いしかりフェア」への出展
新型コロナウイルス感染症対策による行動制限が全国的に緩和され、国内外から多くの観光客の来道が期待される中、多種多様な「食材の宝庫」石狩地域を広くPRするため、どさんこプラザ羽田空港店では初の開催となる「北海道いしかりフェア」にて、いしかり8の無料配布を実施してきました。
また、併せて北海道産牛乳や石狩市産米の無料配布を実施したほか、羽田空港内にある「ノースカフェ&BEER」において、石狩市産の農産物を使用した料理を提供するイベントを実施していただき、石狩地域の農畜産物の更なる知名度向上や消費拡大を図る取組を実施してきました。
令和5年3月25日~26日、4月1日~2日 いしかり8の店舗での販売
レシピ開発にご協力いただいた「ライスボールプレイヤー」の川原悟氏のご提案により、札幌市内にある「蕎麦に銘酒 蔵美庭gravity」にておむすび3種類(石狩市「シャケ炊き込みむすび」、北広島市「ハチミツいなりむすび」、江別市「ケチャップライスむすび」)の店舗販売を実施していただきました。
また、店舗販売に併せておむすびに使用した食材の店頭販売も実施していただき使用食材の石狩地域内での知名度向上を図ることができました。
令和5年度の歩み
6月30日 食育月間に係る地産地消イベントでの販売
6月は食育月間です。地産地消の重要性や多種多様な「食材の宝庫」石狩を来庁者に対してPRすることを目的として、北海道庁1階ロビーにていしかり8(石狩市「シャケ炊き込みむすび」)の販売を実施しました。JAいしかりの協力により、地域の食材を使用した「地産地消弁当」の販売も併せて実施しました。
当日は販売開始から20分ほどで用意していた食品が全て無くなるほどの大盛況でした。
7月5日、12日、19日、26日、8月2日、23日、30日 さっぽろ圏ぐるめぐりエイトへの出展
ホクレン農業協同組合連合会札幌支所が主催する「さっぽろ圏ぐるめぐりエイト」にていしかり8のPRをしてきました。
赤れんが庁舎前でキッチンカーにて、週替わり全種類のいしかり8を販売したほか、石狩地域の農畜産物を使った料理の物販を実施しました。
あわせて食育に係るPRを実施したほか、管内の各農業協同組合が地域の農畜産物のPRを実施しました。
9月1日 バンコク日本博2023への出展
タイのバンコクで開催された「バンコク日本博2023」にていしかり8のPRをしてきました。
「ライスボールプレイヤー」の川原悟氏がむすんだいしかり8の3種類(石狩市「シャケ炊き込みむすび」、当別町「甘みそ豚肉巻きむすび」、新篠津村「たぬきしょうがむすび」)と、増毛町の「タコ&エビむすび」を試食配布し、アンケート調査をしてきました。
タイではサーモンを使った料理が多く、アンケート調査の結果「シャケ炊き込みむすび」が一番人気でした。
総じて美味しいという感想をいただけましたが、香辛料をもっと使ってはどうかといったタイならではの感想もありました。
11月10日~11日 第62回実りのフェスティバルへの出展
農林水産省及び公益財団法人日本農林漁業振興会が主催する「農林水産祭」の前に実施される全国の地域特色のある農林水産物をPRするイベントである「実りのフェスティバル」にていしかりエ8のPRをしてきました。
「ライスボールプレイヤー」の川原悟氏がむすんだいしかり8の2種類(当別町「甘みそ豚肉巻きむすび」、新篠津村「たぬきしょうがむすび」)を実演配布したところ、ブースを取り囲むほどの人が並ぶ大盛況でした。
いしかり8の美味しさを知ってもらうだけでなく、お米本来の美味しさを味わってもらうことができ、石狩地域のお米の美味しさを十分にPRすることができました。
令和6年2月23日~24日 「北海道いしかりフェア」への出展
前年に引き続きどさんこプラザ羽田空港店で開催されました「北海道いしかりフェア」にて、いしかり8PRを実施してきました。
「ライスボールプレイヤー」の川原悟氏がむすんだいしかり8の2種類(当別町「甘みそ豚肉巻きむすび」、新篠津村「たぬきしょうがむすび」)を実演配布し、アンケート調査をしてきました。
食べてみて美味しかったので購入したいとの声が多数あったほか、ブロッコリーが嫌いな子どもが美味しいと食べるので家で作ってみるという声をいただきました。
連休前だったこともありたくさんの方が来てくださり、かなりの数のおむすびを用意していましたが、あっという間になくなりました
3月1日、13日 いしかり8料理教室の実施
いしかり8は手軽に家庭でも食べられるというコンセプトで開発した経過があり、地元の農畜産物を手軽に調理するだけで美味しいおむすびが作れるということを地域の方々に知ってもらうため、料理教室を開催しました。
参加した方からは、総じて美味しいとの評価をいただけたほか、手軽で美味しいおむすびなので、地元のお祭りやイベントでおむすびを販売してみたいといったお声をいただき、初の料理教室の試みは非常に好評でした。
令和6年3月25日、27日 ホテルでの実演配布
おむすびといえば朝食や昼食に食べるというイメージが強いですが、夜にお酒のつまみとして食することはどうかという可能性を考えました。
また、ホテルでの朝食としてのおむすびは、鮭やおかかなどが一般的ですが、いしかり8のような地域の特産品を用いたおむすびが地域をPRする上で有効かどうか検証するため、札幌市内のホテル「UNWIND HOTEL&BAR」にご協力いただき、バーでの実演配布と朝食のおむすび提供を実施しました。
令和6年度の歩み
令和6年7月26日 (株)セブン-イレブン・ジャパンによる「おむすび」お披露目会の実施
セブン-イレブン・ジャパンにて石狩管内産ブロッコリー(JAさっぽろ、JA北いしかり、JA新しのつ)を使用した「おむすび」が開発され、ご協力いただいた管内関係機関の方々等をお招きして、お披露目会を開催しました。
今回の企画は、おむすび「いしかり8」とコラボした商品開発となっており、「鮭マヨネーズおむすび」と「ブロッコリーベーコンピラフ」の2品となります。
レシピの説明の他、試食会を実施し実際にどのような味に出来上がったのかご賞味いただき、好評をいただきました。
令和6年7月30日 (株)セブン-イレブン・ジャパンによる「おむすび」発売
先日お披露目会を実施した2種類の「おむすび」が7月30日から8月19日まで札幌近郊のセブン-イレブンにて販売されております。
ぜひ、お近くのセブンイレブンにて、お買い求めいただき、石狩管内のブロ
ッコリーを使った「おむすび」をご賞味ください!
令和6年7月3日、10日、17日、23日、31日、8月7日、20日、28日さっぽろぐるめぐりエイトへの出展
ホクレン農業協同組合連合会札幌支所及び北海道石狩振興局が主催する「さっぽろぐるめぐりエイト」にて、いしかり8のPRをしてきました。
赤れんが庁舎前でキッチンカーにて、週替わりで全種類のいしかり8の試食配付を実施したほか、石狩地域の農畜産物を使った料理の物販を実施しました。
あわせて管内の各農業協同組合が地域の農畜産物のPRを実施しました。