身近な人を救う救急蘇生法について
急病者が発生したとき、身近にいた方が素早く行動を起こすことで、命を救う手助けになれるかもしれません。
しかし、突然のことにあわてて、何をどうしてよいかわからず、適切な行動をとれないことも考えられます。
このため、救急蘇生法を身につけておくことはとても大事なことです。
もちろん、実践的な救急蘇生法を身につけるためには、消防機関、赤十字等で行う救急法講習会を受講することはとても有効です。
その他には、次に紹介するテキストから学ぶことも出来ます。
救急蘇生法の指針2020(市民用)について
厚生労働省では、救急蘇生法の5年ごとの改訂を行っておりますが、この度、救急蘇生法の指針2020(市民用)としてとりまとめられました。
- 救急蘇生法の指針2020(市民用)に関する厚生労働省の通知 (PDF 80.2KB)はこちらです。
- 厚生労働省通知の別添1_主な変更点 (PDF 86.5KB)はこちらです。
- 救急蘇生法の指針2020(市民用)の一部の画像は、転載等について目的が営利、非営利であるかに関わらず転載許諾申請が必要です。
このことに関する厚生労働省通知の別添2_転載許諾申請 (PDF 64.3KB)はこちらです。 - 関連する文書の参考1_AEDの適切な管理 (PDF 203KB)はこちらです。
- 関連する文書の参考2_AED設置登録情報の有効活用 (PDF 94.4KB)はこちらです。
- なお、指針そのものは大部なため、次のダウンロード先(外部のサイトです)からご覧ください。
一般財団法人日本救急医療財団のウェブサイト
自動体外式除細動器(AED)について
適切な管理について
AEDは適切に管理を行わなければ、いざというときに役に立ちません。
このため、AED設置施設の管理者等は定期的な確認等を行う必要があります。
管理項目
- バッテリー
バッテリーは消耗品です。(多くの場合、使用期限は5年間)
多くの機種には、バッテリーの状況を示すインジケーターがあり、適切に点滅しておればバッテリーの使用期限内であれば使用に問題ありません。
定期的に確認しましょう。
- パッド
パッドも消耗品です。(多くの場合、使用期限は2年間)
使用期限の過ぎたパッドは,使用してはいけません。適切な量のパッドを保管しておきましょう。
パッドには次の2種類があります。- 小学生~大人用パッド(従来は「成人用パッド」と言われておりました。)
- 未就学児用パッド 又は 未就学児用モード(従来は「小児用パッド」 又は 「小児用モード」と言われておりました。)
未就学児にAEDを使用する際、モードを変更するのかパッドを交換するのかはそのAEDによって違います。
お近くのAEDについて
AEDの設置施設は、日本救急医療財団の全国AEDマップをご覧ください。