皆さま、こんにちは。
北海道石狩振興局長の増田弘幸(ますだ ひろゆき)です。
日頃から、道政の推進にご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
石狩管内は、札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村の6市1町1村の8市町村で構成され、道内人口の約46%を占めており、北海道の経済・文化の牽引役として期待されている地域です。
「石狩」という地名の由来は、管内を流れる石狩川をさすアイヌ語「イシカリベツ」で、その意味は「曲がりくねって流れる川」「(神が)美しくつくられた川」などと言われています。
石狩管内の市町村の主な特徴を簡単に紹介させていただきます。
【札幌市】人口195万人を有する、都市と自然が調和した北海道の政治・経済・文化の中心地、令和12年度末(2030年度末)には、待望の北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)が開業予定
【江別市】紙とれんがで発展し、平地原生林「野幌森林公園」を残す自然と都市機能が調和したまち
【千歳市】北海道の空の玄関口新千歳空港と、JRや高速自動車道などが結節する、空・陸の交通アクセスに優れたまち、令和7(2025)年春には次世代半導体製造拠点(ラピダス社)稼働
【恵庭市】豊かな自然と田園地帯、都市機能を合わせ持った、ガーデニングが盛んな「花のまち」
【北広島市】クラーク博士が「Boys, be ambitious」の名言を残したゆかりの地、北海道日本ハムファイターズの本拠地である「北海道ボールパークFビレッジ」が所在
【石狩市】管内で唯一、海岸線を有し、国際貿易港である「石狩湾新港」を中心に物流や再生可能エネルギーをはじめとしたエネルギー供給の拠点として発展し続けているまち
【当別町】基幹産業である農業の振興とともに、都市基盤の整備を進めた美しい田園都市づくりを目指すまち
【新篠津村】360度地平線と美しい空に囲まれた田園風景が広がる、道内でも有数の「米の村」
管内には、札幌市をはじめ、数多くの大学等高等教育機関が立地し、学生が多い地域である一方で、人口減少、出生率低水準や若者の流出といった課題にも直面しています。
そのため、魅力あふれる石狩地域のさらなる発展、ひいては北海道の確かな未来に向け、石狩振興局は、次の3つの柱に基づき、地域の皆さまや市町村と連携しながら、取組を進めてまいります。
1 若者の地元定着
石狩の若者の地元定着促進と道外からの人の呼び込みに取り組みます。
2 関係人口の拡大
石狩観光スタイルと石狩の食の魅力ブランド化を推進します。
3 誰もが安心して暮らせるまちづくりの取組
安心して子どもを生み育てられる“いしかり”環境づくりを促進します。
今後とも、皆さまのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いします。
■プロフィール
高校卒業後、昭和60(1985)年4月に道庁へ入庁。経済部観光局誘客担当局長、総合政策部地域行政局長、総務部次長兼行政局長を経て、令和5(2023)年6月から現職。
趣味は、家庭菜園。スポーツ全般。将来、孫とマラソン大会に出場するのが夢。