🌾【支所水稲担当者日誌】新たな品種候補の種まきを行いました!

 普及センターは、北海道米の新品種開発にも一部携わっており、その役割は「開発された系統(品種として登録される前の候補となるもの)が現地でも本来の特性を発揮するかどうかを確認する」ことです。農業試験場から提供された系統を地域の農家さんに栽培委託し、生育状況や収量の調査を行います。この取り組みを「優良品種決定現地試験(通称「優決」)」と呼んでいます。

 その活動の一環として、4月24日に系統1種類と比較対象となる現行の4品種(ななつぼし・ふっくりんこ等)の種まきを普及センター内で実施しました。成苗ポットの1穴につき種籾を3粒ずつ正確に落とす繊細な作業で、普及員7名が約3時間かけて行いました。は種した種籾は、その後栽培を委託した農家のもとで育苗され、5月下旬頃に田植えされる予定です。

 今後も優決について、栽培状況等を発信していきますのでよろしくお願いします。

写真1_みんなでは種作業!

写真1_みんなでは種作業!

写真2_3粒ずつ、正確には種していきます

写真2_3粒ずつ、正確には種していきます

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