去る3月27日、JAさっぽろ長いも部会の会員7名が出席し、栽培技術講習会が開催されました。昨年実施した緩効性肥料の試験について、生育や収穫物調査の結果を普及センターから報告しました。緩効性肥料により追肥の省力化が図られ収量・品質も良好で、試験実施農家から「試験区は生育が良く、収穫時期の枯れ上がりがスムーズに進んだ」との感想があり、出席者は関心をもって聞き入り、情報が共有されました。一方で収穫物の規格が大きすぎて販売しづらいという課題もあり、今後も部会の中で検討していく予定です。
また、部会長より支柱立ての時に杭を楽に刺すための簡単な道具(本人命名「ラクサス」)を手作りして会員に提供することになり、重労働を軽減する道具に会員一同から喜びの声も聞かれ、この「ラクサス」の使用感が気になるところです。
施肥試験について説明する小森係長