石狩市美登位地区にて令和5年度活動の反省会を開催しました【石狩市】

 令和5年12月7日、石狩市美登位地区にて令和5年度活動の反省会を開催しました。今年、普及センターが美登位地区の皆さん8名と一緒に活動した小麦と水稲についての内容を報告しました。小麦では、追肥時期の検討試験、本年発生の多かった赤さび病の対策、そして地域で問題になっている難防除雑草ネズミムギについて、収量への影響と防除方法について提案しました。農家の皆さんからは、「追肥試験は良い情報。石狩市全体でも共有してほしい。」「ばれいしょを作付けした後のほ場はネズミムギが減る。輪作が重要だと再認識した。」などの声が挙がりました。水稲では、令和5年の気象と生育について、新品種「そらきらり」の展示ほ場調査結果と、地域で実態調査を行った省力化技術である密播中苗栽培、乾田直播栽培について報告しました。農家の皆さんからは「新品種「そらきらり」は見た目から収量がありそうで、作付けが楽しみ」「乾田直播は、施肥管理について検討してみたい」などの声が挙がりました。活動3年目の地域ですが、終始わきあいあいとした雰囲気で多くの質問があり、良い反省会となりました。
次回は令和6年3月に来年度の活動に向けた懇談会を予定しています。

写真1 佐々木専門普及指導員の説明に耳を傾ける美登位地区の皆さん。

写真1 佐々木専門普及指導員の説明に耳を傾ける美登位地区の皆さん。

写真2 合羽井普及指導員の説明に耳を傾ける美登位地区の皆さん。

写真2 合羽井普及指導員の説明に耳を傾ける美登位地区の皆さん。

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