JICA研修員の皆さん やってきました【当別町・石狩市】

 6月28日(水)JICA課題別研修「アフリカ地域農民主体型用水管理システム」でブルンジ・ギニア・セネガル・カメルーンからの研修員7名と研修受託先の(一財)日本国際協力センター(JICE)職員の方が来所されました。この研修は西アフリカの中央または地方政府で灌漑管理を担当している行政官が対象で、約1ヶ月間道内を中心に用水管理システムについて学び、それぞれの国に適応するアイデアを得ることを目的としています。当センターでは「農業改良普及センターの役割」「農業指導の実際」について、お話ししました。午前中は講義、午後は2つの活動事例「ICT機器を活用した水管理の見える化による水稲栽培技術の習得」「農業試験場が開発した技術の現地普及~秋まき小麦受光体勢向上に向けた活動~」について現地視察を行いました。上手な日本語の挨拶も交えながら、各国の課題と照らし合わせたり、「なぜこのような試験が必要なのか」など本質的な質問も多数出されました。受け入れた私たちも農業への世界情勢の影響を身近に感じたり、活動を振り返るなど、刺激になった1日でした。

写真1 水稲の水管理や病害虫について、質問が殺到。

写真1 水稲の水管理や病害虫について、質問が殺到。

写真2 初めて見る小麦栽培に、興味津々。

写真2 水稲、秋まき小麦の中間結果報告。

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