7月8日〜9日、新篠津村後継者育成事業「新米塾」の塾生3名が、北海道大学とニセコ町を訪れ、最新の農業技術と水稲栽培について学ぶ視察研修を行いました。北海道大学スマート農業教育研究センターでは、ロボットトラクターやAIを活用した農業自動化技術、NTTとの連携による遠隔監視や複数台のトラクター同時制御など、次世代型農業の研究現場を見学しました。また、同センター内のNTTスマートイノベーションラボでは、デジタルツイン技術による仮想ほ場の再現や、AIによる農作業の最適化、通信技術を活用した省力モデルなど、持続可能な一次産業の未来像に触れました。ニセコ町では、水稲の篤農家を訪問し、籾殻くん炭を活用した土壌改良や微生物の働きを活かす農法について学び、また、参加者同士で水稲の栽培や生育状況について情報交換も行いました。今回の視察研修で、最先端技術と自然との共生を目指す農業の姿に直接触れることで、参加者それぞれが自らの営農への応用を強く意識する機会となりました。
写真1北大スマート農業研究センター
写真2NTTラボ
写真3ニセコ町農家訪問