令和7年度 新米塾によるプロジェクト活動①【新篠津村】

 6月25日、新篠津村にて青年農業者グループ「新米塾」によるプロジェクト活動が実施されました。本活動は「水稲もみ殻の有効活用」をテーマとし、昨年秋、小豆の収穫後に水稲もみ殻をほ場にすき込むことで、有機物としての効果を検証するものです。本取り組みは今年で2年目を迎え、継続的な課題として調査を実施しています。調査では、簡易的に土壌断面調査を実施出来る「検土杖」や、土壌の硬さを測定する「貫入式土壌硬度計」を用い、もみ殻の分解状況および土壌硬度の変化を確認しました。 塾生からは「もみ殻投入による土壌硬度の変化は見られなかったが、プラウなどの影響で耕盤層が形成されている」など熱心に調査をまとめていました。今後は、調査ほ場における小豆の根粒菌の調査や、ブロッコリーの生育調査を実施し、11月に開催予定の「いしかりアグリフォーラム」での発表に向けて、調査結果を整理していく予定です。

写真1検土杖で土壌断面を調査!

写真1検土杖で土壌断面を調査!

写真2もみ殻の分解状況や土壌断面を確認!

写真2もみ殻の分解状況や土壌断面を確認!

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