新米塾によるプロジェクト活動②【新篠津村】

 5月10日、新篠津村で青年農業者グループ「新米塾」によるプロジェクト活動が実施されました。活動内容は「データ活用型有機農業の技術確立」として、栽培中の植物の状態や土壌水分などを数値化し、栽培技術の仕組み化を目指しています。今回は、塾生の有機栽培ミニトマトハウスにて、植物が土の中の水分を吸い上げるのに必要な力を、自動でデータ蓄積できる「テンシオメータ」を設置しました。塾生より「有機農業は生産量と収入が不安定なのが問題。本活動を通じて栽培技術を仕組み化できれば、経験が浅い農業者でも安定生産が可能になるのでは」と、今後の有機農業の展望について熱く語ってくれました。今後は1週間に1回程度、植物体の硝酸態窒素やカリウムなどの分析、土壌の水分やpH測定、生育調査等を11月まで継続調査し、データの蓄積と解析を実施していく予定です。

写真1 テンシオメータを組み立て中・・・。

写真1 テンシオメータを組み立て中・・・。

写真2 調査用の水を注入して設置完了!

写真2 調査用の水を注入して設置完了!

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