3月5日、当別町のJA北いしかり3階大会議室において、石狩北部地区指導農業士・農業士会による令和5年度石狩北部「担い手フォーラム」が開催されました。当日は新規就農者や研修生、地元の農業者を含め64名が参加しました。今回の講演は2名に講師をお願いしました。北海道指導農業士（石狩市）の越後浩義氏からは自身の経営に対するこれまでの取組と担い手育成の豊富な経験を基にした新規就農を成功させる心構えについてのお話がありました。長く農業改良普及員として働かれた臼澤茂明氏からは、普及員退職後に石狩管内で落花生の栽培指導に携わった経験から、栽培のヒントや落花生による消費者交流の取組等についてお話がありました。講演の後には地域の青年農業者グループである新篠津村新米塾から1課題、当別町4Hクラブから3課題のプロジェクト発表がありました。プロジェクトではサツマイモ栽培やケイトウの露地栽培等、先進的な取組が紹介されました。どの演題、課題でも活発で熱心な質疑が交わされ、実りの多い研修会となりました。
写真1 越後浩志氏による講演
写真2 臼澤茂明氏による講演
写真3 当別町4HC、舟橋友貴氏によるサツマイモのプロジェクト発表
写真4 当別町4HC、榛葉諒氏によるケイトウ露地栽培のプロジェクト発表
