江別市の環境制御型新規就農者がきゅうりの目標単収を達成しました!

 環境制御技術を導入して新しくきゅうりを栽培する新規就農者が、北海道の基準単収を大幅にクリアすることになりそうです。
 (財)道央農業振興公社の研修生だった田代誠さんは、環境制御技術導入農家(普及センター重点地区)で研修を重ねていました。このたび念願叶い、管内では初めてとなる環境制御型きゅうり栽培を開始することができました。
 日射量に応じた自動潅水や、風向風速に応じた側窓管理の自動化によって省力化と製品率の向上を実現し、北海道のハウス夏秋どり作型の基準単収である13t/10aを9月の時点でクリアしてしまいました。シーズン途中作業が遅れてしまう場面もありましたが、なんとか乗り越え(本当に大変だった)10月いっぱいまで収穫することができそうです。
 田代さんをモデルとして、今後新規参入してくる就農者の成功が続出することを期待します。

写真1  環境制御装置を設置する田代さん

写真1 環境制御装置を設置する田代さん

写真2 9月末でも元気いっぱいのきゅうりハウス

写真2 9月末でも元気いっぱいのきゅうりハウス

#きゅうり、#養液栽培、#環境制御、#江別

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