篠津東地区青空研修会を開催【江別市】

 7月12日に江別市の重点地区である篠津東地区で青空研修会を開催しました。今回は、なすの養液栽培、たまねぎ堆肥施用試験、水稲直播栽培について生産現場を見ながら意見交換をしました。 参加者は、生産者、関係機関(農協、市役所)、普及センター計20名でした。なすの養液栽培の取り組みは、環境制御技術を用いた隔離床栽培について普及センターから説明を行いました。本年は日射比例式かん水の導入効果などにより、順調に生育していることを確認できました。(写真1)。たまねぎ堆肥施用試験では、地区内酪農家の完熟堆肥を活用し、堅密な粘土地の物理性改善による効果を確認しました。堆肥施用区と未施用施用区の生育の差が一見して分かり、参加者はその効果に感心していました(写真2)。水稲直播栽培では、乾田直播栽培の作業工程について普及センターから説明、水張り時に無材暗きょによる流亡等の注意点を確認しました(写真3)。参加者から終始強い熱意を感じる、充実した研修会でした。

写真1 なす栽培見学の様子

写真1 なす栽培見学の様子

写真2 たまねぎ堆肥施用試験(右側:堆肥施用区、左側:堆肥無施用区)

写真2 たまねぎ堆肥施用試験(右側:堆肥施用区、左側:堆肥無施用区)

写真3 水稲乾田栽培見学の様子

写真3 水稲乾田栽培見学の様子

#なす、#養液栽培、#クリーン農業

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