土を利用せず、農薬使用回数が少ないクリーンな「なす」栽培が始まりました!【江別市】

 皆さん北海道でなすの産地といえば?と聞かれるとピンとこないと思います。北海道では多様な品目が栽培され、一方なすの産地はほぼありません。道内市場における道産なすの取扱量は1%以下で、スーパーで目にする大半は道外産なすです。何故なすが作られてこなかったのか?それは土を介した病気の発生により、生育せず、収量がとれないことが原因でした。現在、土を利用せず、ヤシ殻を主成分とする培地の利用によりこの病気を防止できる栽培方法があります。江別市では2年前の2022年からこの栽培方法に取り組み、年々栽培農家戸数・面積が拡大しつつあります。2024年も栽培がスタートしました!本年からはICT農業と生物農薬(天敵)の利用により、農薬使用回数を減らす取り組みも行っています。

写真1 白いバックの中にはヤシ殻が

写真1 白いバックの中にはヤシ殻が

写真2 定植の様子

写真2 定植の様子

#なす、#養液栽培、#クリーン農業

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