お米作りには、田んぼの水の量を毎日細かく調整する「水管理」という大切な作業があります。これまでは、農業者の方が毎日、田んぼに足を運び、水の量を確認して手作業で調整してきました。
今回、スマートフォンひとつで「水管理」ができる『自動水管理システム』を田んぼに設置しました。
写真1 _『自動水管理システム』設置準備をする普及指導員2名
このシステムでは、水位を15分おきに測定するセンサー(水位計)と、そのデータに合わせて自動で開け閉めする水門(水門ゲート)を使用しています。これにより、毎日の水の調整にかかる時間を大幅に減らすことができます。
設置作業中には、パイプとホースの径が合わずに水が漏れてしまうトラブルもありましたが、
写真2_ 試行錯誤を繰り返す普及指導員2名
設置農業者からのアドバイスや部品の提供のおかげで、
写真3_設置方法について、農業者と相談する普及指導員(左)
無事に問題を解決することができました 👍
写真4_設置した『自動水管理システム』
これからは、こうした「自動水管理システム」が拡がることで、農業者の負担が減り、より効率的な「お米」作りが進んでいくことが期待されます!