秋まき小麦の現地講習会が行われました【千歳市】

 5月16日、千歳市にて秋まき小麦の現地講習会が開催され、19名の農業者が参加しました。
 講習会では、普及センターが講師を務め、近年地域で注目されている「小麦の受光態勢」や「止葉期の追肥における注意点と遅れ穂の発生」などについて説明を行いました。あらかじめ準備した小麦株を使用し、草姿の違いや葉色値(SPAD値)をもとにした追肥の目安について、参加者に体感してもらいました。
 また、現地ほ場視察では、試験品種と「ゆめちから」の比較を行い、それぞれの品種特性や草姿の違いについて説明しました。実際に近くで触れてもらい、試験品種と「ゆめちから」の違いを農業者に感じてもらえる良い機会となりました。
 参加された農業者からは、「実物を目の前で見ることで違いが分かりやすく、理解が深まった」や「遠くからの見え方と近くでの印象が異なり、現地視察できて良かった」といった声が寄せられ、現地講習会の有用性を実感していただくことができました。

写真1:小麦の受光態勢について説明する主査

小麦の受光態勢について説明する主査

試験品種の説明する普及指導員

試験品種の説明する普及指導員

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