10月16日、札幌手稲高等学校の生徒10名がインターンシップ生として来所しました。当日は「お米の新品種が食卓に届くまで」をテーマに、4品種(今後、品種化が期待されるものも含む)の食味試験を行いました。講師は普及センター職員が務め、生徒はもみすり、篩かけ、精米、米とぎ、炊飯、官能検査、結果集計までを実際に体験。最後は普及センター職員を交え、全員で検討会を行いました。生徒の皆さんは初めての体験ばかりで、「もみを初めて触った。たくさんの作業を経て、ご飯になることを知った」「全ての品種が美味しかった。『きらら397』が好みだった」「楽しかったです!」などの感想があり、終始、新鮮な表情で作業を行っていました。今回参加されたインターンシップ生は全員、非農家の生徒でした。今回の体験を通して農業に関心を持ち、理解を深め、農業の応援団になってくれることを願うばかりです。普及センターは、今後も農業を支える人づくりを進めていきます。

もみすりを行い、玄米にしています

玄米をふるいにかけて、粒の大きさを調製しています

精米、米とぎを経て、炊飯を開始!

いよいよ、4品種を食べ比べ。味の違いをチェック

