恵庭市で耕畜連携やってみました。WCS用稲の収穫始まる【恵庭市】

 8月11、19日恵庭市でWCS用稲の収穫が行われました。2戸の耕種農家のWCS用稲を1戸の畜産農家で収穫から牛へ給与までを連携する取り組みです。
耕種農家からは
・助成金をうまく活用しながら経営のプラスにしたい。
・輪作体系に有効な作物の1つになるのか。
・収穫された稲WCSが地元畜産農家に喜んでもらえるような取り組みにしたい。
畜産農家からは
・稲WCSはどのような飼料で、牛に給与したら食べてくれるのか。
・自分の収穫作業機を活用してWCS用稲を収穫・調製できるか。
・時期や時間はほかの作業と競合しないか。
まずはやってみなければわからない!と動き出しています。秋には収穫した稲WCSを牛に給与する予定です。
※稲WCSとは…WCSはホール(Whole)・クロップ(Crop)・サイレージ(Silage)の頭文字をとったもので、稲の穂だけではなく、茎や葉も収穫し、フィルムで密閉し発酵させた家畜の飼料のこと。

写真1 早めに水田の水を切り牧草収穫機で刈り取り作業。

写真1 早めに水田の水を切り牧草収穫機で刈り取り作業。

写真2 ロールされたWCS用稲(直径150cm、重さ600kg)。

写真2 ロールされたWCS用稲(直径150cm、重さ600kg)。

カテゴリー

石狩農業改良普及センターのカテゴリ

cc-by

page top