普及課の紹介

　普及課では、森林所有者を含む地域住民等を対象に、森林づくりに関する技術・知識の普及をはじめ、森林資源の循環利用に向けた各関係者間のコーディネートや、民間団体等による森林環境教育・木育活動をサポートするなどの普及指導を行っています。

　森林資源の循環利用を着実に進めるため、面的なまとまりを確保し効率的な森林施業の実施に向けた指導を行うとともに、手入れの行き届いていない森林については森林経営管理制度等を活用し、市町村主体の整備を促進します。


森林経営管理制度に係る林分調査（北広島市）	市町村職員技術力向上支援研修（千歳市）

　自主的に森林整備に取り組む森林所有者や森林施業を提案できる人材（森林施業プランナー）の育成に取り組むとともに、施業意欲の低い森林所有者については、森林経営管理制度の意向調査等を行う市町村と連携を図り、経営管理委託なども視野に入れ森林の整備を促します。また、民間団体等が行う木育活動を支援します。


森林経営管理制度に係る林分調査（北広島市）フォレストワーカー研修（千歳市）	市町村職員技術力向上支援研修（千歳市）　「魚つきの森」での植樹活動（石狩市）

　地域の特性に応じた森林施業や森林病虫獣害・気象災害への対策、ICT等を活用したスマート林業による生産性の向上、「HOKKAIDO　WOOD」ブランドの浸透による道産木材の需要拡大など、試験研究機関と連携しながら、新たな研修成果や技術を普及します。


森林経営管理制度に係る林分調査（北広島市）ドローン研修（石狩市）	市町村職員技術力向上支援研修（千歳市）大型木製遊具オープンセレモニー（江別市）