鶏肉、鶏卵は安全です。安心してお召し上がりください。
食鳥肉・鶏卵の安全性について
これまで、鶏肉や鶏卵を食べてヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていないことから、食鳥肉・鶏卵は「安全」と考えます。
食品(食鳥肉・鶏卵)から鳥インフルエンザには感染しません
国内の現状においては、以下の理由から、食鳥肉や鶏卵を食べることにより鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染する可能性は無いと考えています。
- 鳥インフルエンザウイルスが感染するための細胞表面の受容体は、ヒトとトリでは異なることから、鳥インフルエンザウイルスはヒトの細胞表面の受容体と結合しにくくなっていること
- 鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、ヒトの体内で胃酸等の消化液により死滅すると考えられていること
また、食鳥肉・鶏卵は安全のための措置が講じられています。
- 私たちが普段口にしている鶏卵は公衆衛生の観点から殺菌・消毒等の衛生管理が実施されており、洗卵・消毒されています
- 食鳥肉は食鳥処理場での生体検査が実施されているため、病気にかかっている疑いのある鶏は食用にされません
カンピロバクターやサルモネラの食中毒には注意してください
食鳥肉や鶏卵から鳥インフルエンザに感染することはありませんが、取扱い不良や加熱調理が不十分な場合は、カンピロバクターやサルモネラ属菌による食中毒が発生する可能性があります。
- 食鳥肉は中心部までしっかり加熱する
- 鶏卵を生食するときは期限表示内に食べる