新米塾によるプロジェクト活動【新篠津村】

 4月15日、新篠津村で青年農業者グループ「新米塾」によるプロジェクト活動が実施されました。活動内容は「水稲もみ殻の有効活用」として、昨年秋にもみ殻を水稲収穫後のほ場にすき込み、有機物としての効果を検証しています。今回は、「検土杖」「土壌硬度計」を用いて調査を行い、もみ殻の分解状況や、土壌硬度の変化を確認しました。塾生より「20㎝深ではもみ殻が現物で残っている」「表土はやや硬いが耕盤層は形成されていない」「斑鉄が20㎝以深より多く出現している」「泥炭層が50㎝以深より出現する」など、熱心に観察・調査を行いました。今後は、調査ほ場に小豆を作付けして、根粒菌の着生状況や生育調査を行い、本年11月開催予定の「いしかりアグリフォーラム」の発表に向けて、結果をまとめていく予定です。

写真1 検土杖を使ってサンプル採取。

写真1 検土杖を使ってサンプル採取。

写真2 サンプルが上手に採れました。

写真2 サンプルが上手に採れました。

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