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最終更新日:2018年5月07日(月)


重症急性呼吸器症候群(SARS)について


北海道石狩振興局保健環境部保健行政室
(北海道江別保健所)

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重症急性呼吸器症候群(SARS)について


現在発生中の重症急性呼吸器症候群(SARS)による健康危害を防ぐために
~発生地へ渡航される方、帰国された方への注意事項~


 平成15年7月14日
 重症急性呼吸器症候群(病原体がSARSコロナウイルスであるものに限る。)が新感染症
から指定感染症になりました。


 新感染症と指定感染症の違いは、次のとおりです。
 
  ○指定感染症とは?
 
  
指定感染症とは、一類から三類感染症以外の既知の感染症であって、健康診断、就業制限、入院、消毒そ
   の他の対物措置が緊急に必要となった場合に一年間に限定して指定する感染症です。
 

 ○新感染症とは?
   新感染症とは、未知の感染症であって、その感染力や罹患した場合の重篤性から判断した危険性が極めて
   高い感染症であって、都道府県知事が厚生労働大臣(公衆衛生審議会の意見を聞いた上で)から技術的指
   導・助言を受けながら個別に対応する感染症です。

            

1. 7月11日現在の発生状況 (WHO)

  最近、中国、香港などで、原因不明で重篤な急性呼吸器感染症が流行しています。これまで
 に、累積症例数8,437名の患者と813名の死亡者が発生しています。

  ※7月15日現在、WHOから新たな累積症例数の報告はありません。


7月14日よりWHOは、SARSの「累積可能性例報告数」の一覧表の毎日更新を中止しました。ですが、症
例の再評価は幾つかの国あるいは地域で行われており、最終「可能性例」数はまだ未確定の状況です。

WHOは引き続き、集団発生期間である2002年11月1日から2003年7月5日の、世界的サーベイランスか
らのデータを整理・確定し、これらからの発見をサイト上で報告する予定です。SARSの現況に何らかの変
化がみられた場合には、更新情報が発表されます。

  

 
2. 渡航に関する勧告・対策

  WHOは、4月2日に特に流行している中国・広東省・香港への「緊急渡航自粛勧告」を発信し、
 日本国内においても4月3日、中国の当該地域への不要不急渡航の延期を観告する危険情報
 が出されていました。その後は流行状況により、その都度情報提供していました。
 
  集団発生の間は、旅行者がSARSウイルスを新たな地域へ持ち込むリスクを減らすため、WHO
 は特定の地域から出国する旅行者に対してスクリーニングをするように、また、より深刻な影響
 を受けている地域へは「どうしても必要な旅行」以外の渡航を延期するようと勧告していました。
 ですが7月5日現在、渡航の延期勧告はすべて解除されました。SARSの「最近の地域内伝播」
 がある地域がもはやないことから、出国者のスクリーニングの適用は終了しています。



3. 感染症の正体は?

  この感染症については、4月16日にWHOがコロナウイルス科に属する新しいウイルスが原因
 と発表し「SARSウイルス」と命名しました。ですがまだ不明な点が多く、治療法など確立されてい
 ない状況にあります。WHOは世界各国の公衆衛生部局とも連携して情報収集を行っており、厚
 生労働省も情報の収集を行うとともに、その提供に努めてます。

  流行を防ぐために、WHOが渡航に関する勧告をおこなっていましたが、現在すべて解除され
 ています。今回の流行は終息に向かいつつありますが、未だ治療法など確立されていない状況
 ですので、日頃からの健康管理に留意し、うがい手洗いなどの予防方法を励行してください
 


4. 症状とその対応

  流行している地域から帰国された時点で疑わしい症状を有する方や、潜伏期間が2~7日間と
 考えられていますので、帰国後10日間程度の間に疑われるような症状が出た方は、マスクを着
 用する
とともに、事前に医療機関に連絡のうえ早急に診察を受けてください。なお、診察の際に
 は、医師に旅行先での状況をお伝えください。
  ご心配な方は、保健所に御相談ください。

症状:38度以上の急な発熱

    咳、呼吸困難感などの呼吸器症状 


5. 重症急性呼吸器症候群(SARS)の「最近の地域内伝播」が疑われる地域
   〔7月8現在 WHO〕

   ※掲載定義が上記のように変わりました。
     
国名 地域 地域内感染伝播のレベル
な    し

  ※感染の発生した状況にかかわらず、地域内での感染が最も強く疑われる一例以上のSARS「可能性例」が報告さ
    れた場合に、「最近の地域内伝播」が起こったとする。地域内で最後に感染したと思われる「可能性例」が死亡、
    あるいは適切に隔離されたのち、20日を過ぎて地域内感染の新しい症例がでなければ、この地域はこのリストか
    ら除かれる。


  パターンA
   SARS「可能性例」の輸入症例が、直接的個人的接触により、1世代(二次感染)に限りの地域での「可能性例」が
   発生した場合
   
パターンB
   地域内で1世代を超えた感染(三次感染以上)によるSARS「可能性例」がみられるが、すべての症例がSARS「可
   能性例」の既知の接触者として、事前に確認され、経過観察下にあったものからの発症である場合
   
パターンC
   「可能性例」との接触が確認されていない人々の間で、地域内での感染が疑われる「可能性例」が発生した場合
   
不確定
   地域や地域での伝播の程度を特定するための情報が不足している場合

   
 


  <参考webサイト>

    「重症急性呼吸器症候群」関連情報(厚生労働省ホームページへ)

    
    「重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する情報」(国立感染症情報センターホームページへ)

  




飛行機のイラスト

北海道江別保健所健康推進

保健係 電話:011-383-2111
 



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