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石狩の分類: くらし・医療・福祉 > 健康・医療・衛生

最終更新日:2018年1月25日(木)


海外旅行と病気の予防について


海外旅行イメージ 知らなきゃ困る!
海外旅行と
病気の予防について



動画出かける前に
海外旅行時には国内旅行とは異なり、時差や気温の変化、天候の違い、長時間の飛行などにより、体にも心にも大きなストレスがかかり、思いもかけない健康上のトラブルに見舞われることがあります。
 旅行先での健康上のトラブルを避けるため、まずは旅行計画時と旅行前に考えておく、病気の予防のための留意点を挙げてみました。 地図(世界)


1.予防接種
 予防接種には2つの側面があります。1つは入国時などに予防接種を要求する国(地域)があるので、その国(地域)を旅行するために絶対必要なものです。もう1つは、海外で日本にはない感染症に感染することから自分を守るためのものです。
 旅行手続きの際は、必ず旅行会社や検疫所に、自分の受けた予防接種と旅行先の国(地域)の要求する予防接種を問い合わせましょう。
相談先:旅行会社、検疫所(小樽検疫所:小樽市港町5番tel 0134-22-5234 )        
地域で海外旅行時のワクチン接種が可能な医療機関
(実施医療機関一部抜粋)
 ワクチン      医  療  機  関   実施月日
 破傷風
市立千歳市民病院  TEL 0123 (24)3000
 

電話で問い合わせ必要
 
 A型肝炎
 B型肝炎
 狂犬病

市立千歳市民病院  TEL 0123 (24)3000

電話で問い合わせ必要
 日本脳炎 市立千歳市民病院 TEL 0123 (24)3000
電話で問い合わせ必要
 黄 熱 小樽検疫所     TEL  0134(22)5234    千歳空港検疫所支所  TEL  0123(45)7007  電話で問い合わせ必要
  ワクチンの種類によっては数回(2~3回)接種する必要のあるものもあります。海外への旅行を思い立ったら早い時点で(できるだけ出発3ヶ月以上前から)予防接種機関や検疫所で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください。

 
2. 海外旅行で、食べ物からうつる病気
 食べ物からうつる病気は下痢を起こすものが主ですが、A型肝炎のように下痢が主症状でない疾患もあります。
疾 患 主な症状 予防方法
 食中毒 下 痢 食品の加熱
 赤 痢 血便、腹痛、発熱   〃
 コレラ 水様下痢、嘔吐   〃
A 型
肝 炎
倦怠感、黄疸
 
  〃
ワクチン接種
 予防としては、とにかく生ものを口にしないことです。
 特に熱帯~亜熱帯地域や衛生状態のよくない地方では充分に注意してください。
食事イメージ1 食事イメージ2 食事イメージ3
飲食物 予      防      方      法
  *なま水(水道水など)は飲まない
*水道水を飲む場合は3~5分沸騰させるか塩素消毒する
*ミネラルウォーターなどビンやカンに入ったものを買う
*水道水から作った氷も下痢の原因になるので、氷入りの飲     み物にはご用心を
*アルコールが入っていても菌は死にません
魚介類
肉 類
*充分に火の通ったものを、熱いうちに食べる
*日本人には生や半生を好む人が多いのですが、感染の危険が大きくなります
野 菜 *生野菜は避け、火を通したものを食べる
乳製品
卵製品z
*いたみやすいものなので、衛生状態の悪いものや調理後時間のたっているものは避ける
果 物 *果物は、自分で皮をむくか、目の前でカットされたものを食べる
*氷の上にのせてるものは食べない
*カットフルーツは衛生的に調理されていない場合もあり、食べない
 


3.海外旅行で、昆虫、動物からうつる病気 
   
昆虫に刺されたり、動物に咬まれたりすると、かゆみや咬み傷だけではなく、さまざまな病原菌が運ばれて、病気に感染することがありますので注意が必要です。  
昆虫からうつる病気
疾 患 媒 介 流 行 地 症  状 予 防 方 法

マラリア

 



 
・熱帯・亜熱帯、一 般に田舎で流行
・アフリカやインドでは都市部にも存在
・悪寒冷汗を伴う高熱で発病
・周期的発熱
 
・主に田舎で夜間活動する蚊なので、防虫の他に夜間の屋外活動を避ける 

デング熱
 


 
・熱帯・亜熱帯の都 市部を中心
 
・突然の高熱、 筋肉痛、関節痛が強い ・主に都市部で昼間活動する蚊なので防虫に注意を払う

日本脳炎
 


 
・熱帯・温帯
 ブタのいる地域
・症状がでることはまれだが、発病すると麻痺 がおきる ・防虫に注意を払う
・予防接種する 

黄  熱

 



 
・アフリカと南アメリカの熱帯奥地
 
・ 高熱と黄疸で発病、急激に重症化する
・予防接種する
 

ペスト
 
ネズミ
ノ ミ
・特定の国の衛生状 態の悪い地域 ・リンパ節が腫れ、強く痛む。発熱 ・ネズミ駆除と、屋内の衛生状態を保つ
                                
犬 猫

動物からうつる病気
疾 患 媒 介 動 物 症  状 予 防 方 法
 狂犬病 

キツネ(ヨーロッパ)
アライグマ(アメリカ)
コウモリ(アメリカ)
 

発病すると、麻痺を来たし、ほぼ100%死亡する


 
*野生動物にはむやみに手を出さない
*犬や猫をむやみになでない(もちろん噛みつかれる危険も大きいです)
流行地でこれらの動物に噛 まれたら、すぐに治療を受ける。(狂犬病ワクチンを接種)



4.海外旅行で、ヒトからうつる病気    注射イメージ
 人から人へうつる病気の主な感染経路は、直接的な血液・体液との接触、それに性行為があります。どういう形であれ、他人の血液との接触は避けるようにしてください。性行為による感染症では、現在エイズが世界中で爆発的に増加しており、注意が必要です。                                  
疾  患 感 染 方 法 予 防 方  法
性  病 性行為 ・不特定の相手と性行為を行わない
エイズ  麻薬(注射器)
性行為
 
・麻薬には手を出さない
・注射器を使い回ししない
・不特定の相手と性行為を行わない
・コンドームを正しく使用する
エボラ出血熱 体液からの感染 ・患者に直接触れない(手袋、マスク等着用 )
B型肝炎  性行為、血液
 
・患者の体液や血液に触れない
・ワクチンを接種する
5.皮膚から入る病気について
疾 患 感 染 方 法 予 防 方 法
住血吸虫
 
幼虫のいる河原や湖畔を裸足で歩いたり、水のなかに入ると、虫が皮膚を食い破り体のなかに入り込み、感染する 安全を確認できない川や湖沼では、裸足で歩いたり泳いだりしない
 
                                        
                     
旅行後の用心
病気の潜伏期について
 病気には、潜伏期があり、感染してもすぐには症状が現れるとは限りません。日本で一般的な病気で潜伏期の長いものは多くはありませんが、熱帯を中心として海外には潜伏期間の長い疾患が数多くあります。
 このような外国の病気は通常日本には存在しないので、具合が悪いからと病院で受診しても、医師は外国で感染した病気には思いが至らず、診断が遅れ、時に命に関わることも考えられます。
 従って、海外旅行から戻った後2ヶ月程度は、体調に異常があれば早めに医療機関を受診し、海外へ行って来たことを必ず医師に告げた上で相談をしてください。
                  
その他御質問がありましたら健康推進課保健予防係まで御連絡ください
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