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最終更新日:2018年6月25日(月)

自殺予防対策

 我が国における自殺者数は、平成10年に急増して3万人を超え、その後も3万人前後の高い水準で推移し
ています。
 北海道における自殺者数も同様に、平成10年には前年に比べ403人増加して1,517人となり、その後
も1,500人前後で推移しています。

 自殺には、倒産・失業、多重債務等の経済・生活問題のほか、病気等の健康問題、介護等の家庭問題などが
複雑に関係しており、個人の問題として片付けられない社会的要因がその背景にあることが多いことから、自
殺対策は社会全体で取り組まなければならない喫緊の課題となっています。

 自殺や自殺未遂は本人にとってこの上ない悲劇であるばかりでなく、家族や周りの人々に大きな悲しみや生
活上の困難をもたらすこととなり、社会全体にとっても大きな損失となります。

 

1 自殺は追いこまれた末の死
 ○ 自殺は、様々な悩みが原因で心理的に追いつめられ、社会とのつながりが薄れ生きていても役に立たない
  という役割喪失感や与えられた役割への過剰な負担感などから、耐え難い状態にまで追いこまれた末の死で
  あると考えられています。
 ○ 自殺者の多くに共通しているのは、家庭や職場において「ひとりぽっち」で悩み苦しんだという状況です。
   子どもからお年寄りまですべての人を「ひとりぽっち」の状態から解放することが必要です。
 ○ 自殺直前の心の状態については、様々な悩みにより追いつめられ、うつ病やアルコール・薬物・ギャンブル
  依存等の状態にある人が大多数であることが明らかになってきました。

2 自殺は防ぐことができる
 ○ 自殺の要因は様々ですが、失業、倒産、多重債務、長時間労働等の経済的・社会的要因については、制度
  等の見直しや相談・支援体制の整備という社会的な取組により、また、健康問題、家庭問題等の個人の問題
  と思われる要因であっても、専門家への相談やうつ病等の治療を行うことにより自殺の防止につなげること
  ができます。

3 自殺を考えている人はサインを発している
 ○ 自殺を考えている人でも、その多くは心の中で「生きたい」という気持ちとの間で激しく揺れ動いており、
  不眠や原因不明の体調不良など何らかの自殺の危険を示すサインを発しているものです。道民一人ひとりが
  このサインに気づき、自殺予防に結びつけていくことが必要です。

                                  【北海道自殺対策行動計画より抜粋】

☆ 統計 ~ 管内の自殺者の推移

☆ 自殺予防に関するホームページへのリンク
 ・内閣府自殺対策ホームページ
 ・自殺予防総合対策センター「いきる」
 ・北海道立精神保健福祉センター(北海道地域自殺予防情報センター)