スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 保健環境部 > 千歳地域保健室 >  インフルエンザに気をつけよう!

石狩の分類: くらし・医療・福祉 > 健康・医療・衛生

最終更新日:2018年1月25日(木)

    

  インフルエンザに

          注意しましょう!!

                    
                    























 
~ インフルエンザとは? ~

インフルエンザは感染力が強く、症状は「かぜ症候群」よりずっと重く、悪化すると死につながることもある病気です。定期的に大流行して、古くは「スペインかぜ」として世界中で2500万人もの死者を出し、近年では高齢者の肺炎や乳幼児の脳炎、脳症など合併症を引き起こして多くの死者をインフルエンザウイルスの写真出しました。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって感染し、A型、B型、C型に分類されます。毎年冬に大流行を引き起こすのがA型。B型はそれ以外の時期に地域的にはやり、C型は大きな流行は起こさないとされています。
なぜ冬に流行するのかというと、インフルエンザウイルスは低温・乾燥がすきで、手やテーブルなどでは感染力を24時間も持ち続けます。また冬期は寒冷で気道粘膜の抵抗力が弱ること、暖房のため通気が悪くなり感染が起きやすいことも原因の一つです。

かぜ症候群=くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せきやたんなどの呼吸器の急性炎症症状を起こす症候群で、原因の90%はウイルスによります。平均すると年に6回は、何らかのかぜ症候群にかかるといわれています。
                 





 
~ 症状は? ~
 インフルエンザの典型的な症状は、以下のとおりで、普通のかぜに似ていますが、かなり重いのが特徴です。気管支炎や肺炎などの合併症もみられ、乳幼児がかかると脳炎、脳症を併発し、死亡する例もあります。潜伏期は1~5日とされ、症状は2~3日、ときには5日を越えることがあります。






 
○突然の発熱・悪寒
○鼻汁・鼻づまり
○くしゃみ・せき
○のどの痛み
○関節痛・筋肉痛
  (ふしぶしの痛み)






 
インフルエンザウイルスは飛沫感染によって広がります。感染者が会話やくしゃみ、せきなどをする際に、ウイルスが唾液や鼻水とともに体外に排出され、空気中に漂うウイルスが周囲の人に吸われて感染していきます。せき1回で10万個、くしゃみ1回で約100万個の粒子が、周囲数メートルまで飛び散ります。また手に付着したウイルスが、口や鼻、目から感染することもあります。
 


~ インフルエンザを予防しよう! ~

 

     





















  




 
                                         
 
一 からだの抵抗力をつける
うがいのイメージ図
十分な栄養と休養をとる。
十分な栄養と休養をとる。     

二 ウイルスをもらわない
人込みを避ける。
室内の乾燥に気をつける。(湿度は60%~70%に)
マスクを着用する。(マスクでウイルスの侵入を防ぐのは無理ですが、のどの保温・保湿に効果があります)
手洗いうがいをする。

三 免疫をつける
予防接種を受けましょう。
ワクチンはインフルエンザによる合併症や死亡を予防し, 健康被害を最小限に食い止めることができます。もしワクチン接種後に感染したとしても症状が軽くてすみますし、高齢者のワクチン接種者は、接種していない人に比べて肺炎で死亡する率が4分の1に減るという報告もあります。海外の主要国では基本的な予防方法です。





























 

○どうして毎年ワクチン接種が必要なの?
インフルエンザの型は、表面のトゲの組み合わせから分類され、ワクチンはこの型に合わせて作られます。しかしトゲはしばしば変異が起こるため、以前のワクチン(免疫)が効かなくなってしまうのです。また10~40年の周期でやってくる大きな変異により、新型インフルエンザウイルスが出現し、大流行のおそれがあります。

○ワクチンの接種時期
流行の1ヵ月前くらいの11月~12月の間に、1回又は1~4週の間隔をおいて2回接種します。一般に成人は過去の流行時の免疫があり、1回の接種でも免疫効果があると考えられています。特に65歳以上の高齢者については、1回の接種で十分に抵抗力がつくとの研究結果が報告されています。

○ワクチンの接種を、「定期の予防接種」として行う対象の方
予防接種法によりインフルエンザワクチンの接種を、「定期の予防接種」として行う対象の方は、
・65歳以上の方
・60歳以上65歳未満の方で心臓、じん臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の周りの生活を極度に制限される方、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方などとされています。(詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。)

○ワクチンの接種が、定期の予防接種の対象とならない方

インフルエンザワクチンの接種が、予防接種法による定期の予防接種の対象とならない方は、ご本人と医療機関との契約による「任意接種」として接種を受けることができます。(詳しくは医療機関にお問い合わせください。)

○ワクチンの留意点
ワクチンは発育鶏卵で増殖したウイルスを材料に使うことが多いため、過 去にワクチンアレルギーを起こした人、鶏卵や鶏肉に過敏症状のある人は接 種を受けられません。また、これまでに予防接種で何か問題の起きた事のある人、けいれんの既往がある人や、少しでも自分の体調に不安がある人などは、事前に医師とよく相談し、場合によっては接種を中止してください。これらに該当しない人、あるいはよくわからない人も接種前に医師による健康状態のチェックを受けることが必要です。
インフルエンザワクチンの接種はあくまで、ご本人の意志に基づいて接種を受けるものです。接種する際は、予防接種の効果や副反応等についてよく理解されたうえで、受けてください。

 
 





























 

~ インフルエンザにかかったら ~

 インフルエンザにかかったかな?と思ったら、早めに医療機関で受診しましょう。

もしも感染してしまったら、次のような措置をとられるとよいでしょう。
 睡眠を十分にとり、安静にしましょう。
 消化がよく、ビタミン、たんぱく質など栄養のあるものを食べましょう。
 高熱で脱水症状になりやすいので、水分補給を十分にしましょう。
 体を冷やさないように、室温は20~22度に保ちましょう。
 乾燥は呼吸器を傷めるので、湿度は60~70%を目安にしましょう。

※発病3日目までの期間が最も感染力が強いので、感染を広げないために外出などはできるだけ避け、外出が必要な場合はマスクの着用を心がけましょう。

~ インフルエンザの治療に使われる薬 ~
 ここ数年でインフルエンザの治療薬が利用可能となりましたが、これらは発症後48時間以内に服用しないと効果が少ないとされております。また、医師の処方が必要な薬剤であり、早めに医療機関を受診して相談のうえ処方を受けましょう。

 薬局、薬店で購入できる市販のかぜ薬は、かぜの諸症状を緩和するもので、インフルエンザウイルスに対する効果は認められていません。インフルエンザと思われる症状が現れたときは医療機関受診をお勧めします。

 

 
気をつけたいハイリスクグループ
○ハイリスクグループとはインフルエンザに感染すると症状が重く、死亡率が高いと考えられる人々のことです。予防方法は、ワクチン接種がすすめられています。
※妊産婦や慢性疾患を持つ人は医師にご相談ください。

・乳幼児・高齢者(65歳以上)・妊産婦
・慢性肺疾患の人(気管支喘息、慢性気管支炎、肺結核など)
・心臓に病気を持つ人・腎臓に病気を持つ人
・糖尿病など代謝異常のある人
・免疫不全状態の人・アルコール依存症の人など

○ハイリスクグループの人は、いったんインフルエンザにかかると重症化しやすいので、病気の経過を注意深く見守ることが大切です。インフルエンザの流行期には、いつもと少し違うかなと思うことがあれば、早めに医療機関で受診しましょう。

高齢者は高熱や全身倦怠感などの自覚症状があまり現れない場合があり、食欲不振や軽い不快感をインフルエンザとは思わずに放置して、急な衰弱や肺炎を起こしていたなどということもあります。
乳幼児は肺炎や脳症などの合併症に注意が必要です。お茶、ミルクなど水分をとってもすぐに吐いてしまったり、けいれんを起こしたときはすぐに医療機関で受診してください。

 

■ インフルエンザ情報のリンク先

  厚生労働省

     ・今冬のインフルエンザ総合対策ホームページ

  国立感染症研究所 感染症情報センター(インフルエンザ)

  ○北海道感染症情報センター(北海道立衛生研究所)